乳がん告知後、全摘手術、そして乳がんではなかった(誤診)ことが判明

初発・再発・転移

乳がんがそこだけにとどまっているのであれば、手術で切り取って終わりです。

乳がんの怖さは再発と転移が起こりやすいというところにあります。告知後、情報収集を始めた私を一番怖がらせたのはこの事実でした。

乳がんの手術をした時点で体のどこかに潜んでいるがん細胞の芽が出てくるのが再発。乳房以外の場所に発生する場合を転移といいます。

再発・転移した場合は、治癒は望めません。以降の治療は延命治療となり、治療は延々と続いていきます。治療が終わるということは....。

ほぼ乳がんかもしれないとわかったとき、実はそれほどショックではありませんでした。病院通いと入院時に娘をどうするか?仕事のことをどうするか?で頭がいっぱいだったからです。「とんでもないことになってしまった」、「何故?私が」というやりきれない気持ちになったのは、乳がんに関する情報収集を始めてからでした。

しかし、しばらくするとこの状態からは浮上しました。。

次は告知の時。
マンモグラフィーとエコーの画像で、ほぼがんに間違いないと言われても、細胞を顕微鏡で確認しないと、確定診断はされません。細胞診の結果が私の乳がんの告知となりました。このあと、無気力な状態が続きました。

私は、自宅で仕事をしていますが、仕事内容がやっと思い描いていた状態に近づいたと実感できるようになったのはここ最近です。ここまで4年近くかかっています。がんと告知されて、ほとんどが強制的にリセット。頑張っても、がんになってしまっては台無し...。こんな風におもうことしか出来ず、何もやる気にならなかったのです。

ただただ、来る日も来る日も、乳がんに関する記事や、乳がん体験者のサイトを貪り読んでいました。そして、「初期治療だったら何とか乗り越えられるだろう」と、だんだんと乳がんと向き合う気持ちになっていきました。

今後、手術をして、補助治療といわれる放射線治療、抗がん剤治療が終わり治療にひと区切りがつくと、今度は、再発・転移の不安がつきまとうでしょう。

がんと縁のない方は、手術をはじめる前から、再発と転移の心配は早いと思われるかもしれませんが、そうではありません。手術が終わったあとの治療は再発を予防するための治療なのです。

5~6週間連続で平日毎日病院に通い、放射線治療をするのは、手術で取り切れなかった可能性のあるガン細胞を死滅し、局所再発を予防するため。

脱毛し外見上の悲しい変化や辛い吐き気との闘いなど、激しい副作用のある抗がん剤を受けるのは、再発を予防し、転移しているかもしれないガン細胞を大きくしないため。

閉経状態になり、ホットフラッシュや、鬱など、更年期障害が訪れる副作用と闘うホルモン療法と闘うのも再発を予防し、転移しているかもしれないガン細胞を大きくしないため。

これだけのことをしても10人に3人は再発・転移してします※病期(ステージ)に数字は変化します。乳がんはやはり恐ろしいです。

もし、再発と転移の告知をされたら、この衝撃が一番強いのでは。

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