乳がん告知後、全摘手術、そして乳がんではなかった(誤診)ことが判明

私の症例

以下、私の症例です。

●乳頭のただれは、擦過(さっか)細胞診で陽性でした→乳がん告知
●広範囲に拡がる微細石灰化は画像診断でカテゴリー5(悪性:ほぼ乳がんと考えられる病変)でした

ところが、術後の病理診断結果から、

細胞診で陽性が出たにもかかわらず「乳頭のただれ」からは癌細胞が見つかりませんでした。画像診断でカテゴリー5の診断がついた広範囲に拡がる「微細石灰化」からも癌細胞がみつかりませんでした。

結果、癌細胞の全くない右乳房を切除(全摘)してしまいました。

病理診断結果後、私はA病院に「何故、細胞診だけで癌の確定診断をしたのか」「何故、組織診をしなかったのか」と問いました。

これに対しては「病変部が多数あるため組織診は実質不可能」という回答でした。
私の症例は、A病院でも今まで経験したことのないほど稀な症例だそうです。

結局、乳頭のただれは「ニップルアデノーマ」、微細石灰化は「非常に増殖性の強い乳腺症」という診断名がつきました。

以下、簡単に経過を時系列に並べてみました。

●自分で気づく 2004/3
 右胸乳頭近くにビービー弾ぐらいの大きさのしこり

●地元の乳腺外来受診 2004/5
 視触診、エコー、右胸乳頭近くのしこり細胞診

●右胸乳頭近くのしこり細胞診結果 2004/5
 クラスIIで異常所見なし

以降、経過観察。初診から数えて3回受診。しこりは大きくならず経過観察終了。2004/10~2005/3

●右乳頭に切れ目ができる 2005/3
 最後の経過観察の受診時に、地元乳腺外来で診てもらう
 問題ありのコメントはなし、軟膏を処方してもらう

●右乳頭の切れ目が拡がり、ただれた様になってくる 2005/7

●地元乳腺外来受診 2005/8
 右乳頭の切れ目、細胞診(綿棒をこすりつけるだけだった)

●右乳頭の切れ目の細胞診結果とはじめてのマンモグラフィ 2005/8
 細胞診結果は検体不足
 はじめてマンモグラフィを経験、微細石灰化が両方の胸にうつり、大きな病院での精密検査をすすめられる
 マンモグラフィの画像診断:右カテゴリー4、左カテゴリー4

●A病院初診(外来) 2005/9
 新たにマンモグラフィ撮影
 診察室に入り、挨拶が済んだあと、視触診のためベットに横になると、「両胸全摘ですね」と言われる
 ※これは私にとって乳がんの告知をされたも同然です。初診のあと、モーレツに乳がんに関する情報収集をはじめました。
 マンモグラフィの画像診断:右カテゴリー5、左カテゴリー4
  
 胸部X線撮影、血液採取、尿採取

●A病院2回目(外来) 2005/9/12
 エコー
 細胞診3箇所
 a.右乳頭のただれ:擦過(さっか)細胞診
 b.右乳頭近くのしこり:穿刺吸引細胞診
 c.左胸のしこり:穿刺吸引細胞診

●A病院3回目(外来) 2005/9/22
 細胞診の結果、上述a.の乳頭のただれが癌。乳がん告知。
 
●A病院4回目(入院) 2005/10/19~2005/10/24
 右乳房切除+センチネルリンパ節生検のため、5泊6日の入院。

●A病院5回目(外来) 2005/10/27
 傷口チェック

●A病院6回目(外来) 2005/11/8
 創部に溜まった浸出液を抜いてもらうため

●A病院7回目(外来) 2005/11/14
 病理診断結果を聞くため受診。結果は出ておらず

●A病院8回目(生検) 2005/11/18
 左胸の微細石灰のマンモトーム生検

●A病院9回目(外来) 2005/11/28
 左胸マンモトーム生検の結果、がん細胞なし
 手術で摘出した右胸が乳がんではなかったことが判明 

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